災害に備える!超カンタン【備蓄方法】家族を守る防災対策

ペット用備蓄も忘れないで!災害復旧は人間優先になります!

災害時には必ず一度はニュースになるのが被災者とペット達のこと。被災して自宅に帰れず避難所生活を余儀なくされた方達にとって、一緒に暮らしているペットをどうするかは毎回大きな問題になっています。同じように動物と生活している人にとっては非常に心の痛むニュースですし、自分だったらどうしようと心配になってしまった方も少なくないでしょう。

何と言ってもどこよりも安心な自宅で家族と一緒に生活できることが、動物達にとっては最大の幸せです。しかし幸い自宅も無事で何とか生活をできる場合にも、やっぱり問題はあるんですよ。というのも、支援物資についてはどうしても人間用の物が優先してしまうからなんです。そのためペットフードが通常通り手に入るようになるには、実際の復旧よりも少し時間がかかる可能性があるんですよ。当分の間はいつものフードが手に入らないかもしれません。

動物達は人間と違って事情が理解できませんから、いつもと違うフードでは食べられないといった問題が起こることも考えられます。また持病で療養食を摂っているペット達にとっては、フードの問題はより切実ですね。緊急時にはフードの選り好みできないことだってありますが、こんな時に持病が悪化したり体調を崩したりといったことは極力避けたいものです。そういうことのないよう、普段から人間の食糧同様にペットフードの備蓄も忘れずにしておきましょう。

人間へのサポートは国や自治体の責任でもありますが、ペットの生命は全て飼主さんにかかっています。ちょっとした普段の心がけで、通常と変りなくペットの環境を守ることができますよ。ペットフードの備蓄といっても何も特別なことではありません。むしろ買い置きに近いものです。まず大きい目のストッカーを購入し、いつも一定量が入っているようにしておきます。たったのこれだけで備蓄は完了です!方法は簡単なのですが、密閉できる十分なサイズの使いやすいストッカーを選ぶことがポイントですよ。

通常1ヶ月程度で消費する量のフードを購入している方が多いと思いますが、まずこの袋が2つ分パッケージごと入るようなストッカーを用意しましょう。そして1袋使い終わったら、すぐに新しい分を買い足すようにします。これでいつでも1月以上の買い置きがあるという状態になりますね。容器はペット用のものでなくても大丈夫。衣服用や医療用のストッカーにもいいものがありますよ。こうしておけば毎日目で残量を確認できますから、これだけで備蓄は万全です。買物に出れない時にもフードが多い目にあれば慌てずに済みますから、災害を想定しなくてもこの方法はお勧めですよ。

また犬のトイレシーツや猫のトイレ用砂なども同様に、最低でも1ヶ月分はいつもキープしておきましょう。持病のあるペットには、薬を多い目に貰って保管しておきましょう。本来は品質が劣化するのでよくないのですが、緊急時の備えとしては有効です。トイレシーツは水漏れ対策にも使えますので是非多い目に備蓄しておきましょう。また万が一はぐれてしまった時のことも考えて、ネームプレートや連絡先の入った首輪も普段からつけておくことをお勧めします。