災害に備える!超カンタン【備蓄方法】家族を守る防災対策

清潔を保って災害を乗り切れ!乳幼児にも安心の除菌アイテム

断水で水道水が使えない災害時には、清潔を保つことは大きな課題になります。特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、また病気療養中の方には注意してあげなくてはなりません。そこで、除菌や殺菌という観点で使える便利なアイテムをご紹介しましょう。

まずマスク。これは昨今花粉症や大気汚染対策として、普段から着用している方がとても多くなりましたね。お陰でドラッグストアやスーパーにも、非常に多くの種類が出回っています。その機能も様々ですし、サイズも女性用や子供用も完備していますので選び放題ですね。災害時には抵抗力が落ちたりして風邪をひきやすくなっていますから、外出時にはマスクを着用するようにしましょう。

また震災時には壊れた家屋や瓦礫のホコリの汚染から身を守るためにも、マスクは大活躍します。ご家族の分を揃える際にはそのサイズも大切ですよ。大きすぎるサイズのマスクでは、着用する意味がなくなってしまうこともあるからです。男性用、女性用、子供用の各サイズを揃えておくといいでしょう。

使い捨ての手袋を利用したことのある方は居られるでしょうか?日常でも髪を染める時などなかなか便利なものです。災害時にはゴミの回収が大幅に遅れますし、トイレの問題もあって汚物の処理が大きな課題となります。その際に活躍するのが使い捨ての手袋です。また水不足で手が十分に洗えない時にも、食料品を扱う際にこれを利用すると便利ですね。使い捨ての手袋には2種類あって、安いビニール製のものとゴム製のものがあります。災害時に利用するのであればビニール製のもので十分でしょう。

ポリ袋はどのご家庭にも常備されていますよね。保存用の小さいサイズのものと、ゴミ処理用の大きなサイズのものは必ずあるのではないでしょうか。災害用の備えとしては、このゴミ処理用のポリ袋を多い目に買い置きしておくことをお勧めします。災害時にはゴミ回収が遅れるということは皆さんもご存知だと思いますが、これはつまり暫くの間ゴミと同居しなくてはならないということを意味しています。

ゴミ袋がなくて生ゴミをむき出しにしておかねばならないとしたら、食糧の備蓄は完璧でも衛生的環境は最悪になってしまうでしょう。一方ゴミ袋の備蓄がたっぷりとあれば、袋を二重三重にして臭い対策もできますよ。特に乳幼児の居られるご家庭では、おむつの処理にはゴミ袋は欠かせませんね。またビニール袋はこれだけではなく、レインコートやシートとしても利用できますよ。

一般にゴミ処理用として販売されているものは45リットルサイズですが、他の目的に利用する際には70リットルやそれ以上の大サイズのものも用意しておくといいでしょう。このサイズならば、滑り止めと強化に新聞紙を中に入れてブルーシートのようにも使えます。

塩素系漂白剤もほぼどのご家庭にもありますよね。洗濯やキッチンの漂白としても利用されますが、こちらも簡易な消毒剤として非常に便利なものです。目的に応じて薄め、水溶液をそのまま撒いたりスプレーして使います。トイレの処理やキッチン回りの消毒に使いましょう。漂白剤は大きなサイズのものを必ず買い置きしておくことをお勧めします。

これに比べるとアルコールや市販の除菌剤はよりマイルドなので、直接肌に使うのには適当なのですが殺菌作用は弱くなります。除菌作用のあるウェットティッシュも、長く保存すると効果が薄れることもありますので、漂白剤を万能消毒剤として買い置きする方が確実ですね。その際には拭き取り用としてキッチンペーパーは多い目に備蓄しておきましょう。