災害に備える!超カンタン【備蓄方法】家族を守る防災対策

コレが意外に便利だった!災害体験者の声に基づくお役立ちツール

万が一の時のために物資を蓄えたり、必要となりそうなものをあれこれ買い揃えるに当たっては、何と言っても体験者の声が最も参考になるのではないでしょうか。特に「アレがあれば便利だったのに」とか「これは実際には余り役に立たなかった」という反省の声も貴重ですよね。そのような体験者の声を中心に、災害におけるお役立ちツールをご紹介したいと思います。

意外と忘れがちなのがソーイングセットだそうです。耳かきや毛抜き、爪切りなどがセットになったものがより便利でしょう。十得ナイフやアーミーナイフは備蓄用として思いつくのですが、このような小物のセットはちょっと見落としがちですよね。特に持ち出し用の備蓄リストに入れておけば、様々なシーンで何かと役立つ一品かもしれません。

また筆記用具も必需品でないだけに忘れがちですが、これもないと困ります。特に油性ペンは災害時には非常に役立つんですよ。荷物の区分けに利用したり、注意喚起や伝言用にも使いますので太字の目立つものがいいでしょう。特にお年寄りや目の悪い人は、たとえ重大なことが書いてあっても大きなはっきりした字じゃないと読めませんから、このような油性ペンは災害時には欠かせないものです。

しかし実際にご家庭のものをチェックしてみると分かりますが、このような太字の油性ペンは意外と買い置きがないことがあります。また油性のペンは使いさしのものを長く放置していると、インクが乾いて使えないなんてこともありますよね。太字の油性ペンは、備蓄用として新品を数本はリストに入れておいてもいいくらいの使えるアイテムですよ。

ガムテープもメモ用紙代わりに使えますし、また割れたガラスの破片を掃除するのにも有効ですよ。ちょっとした補強や修繕にも役立ちますから、必ず数本は備蓄用に保管しておきたいものです。紙テープよりは布テープの方が、手でカットしやすく丈夫なのでお勧めです。通常の色以外にもカラフルな色合いのものもありますので、用途に応じて選んでみてくださいね。

その他で「あればよかった」によく上げられているのがラジオです。特に手回しで充電できるラジオならばより安心です。電池式のものは役に立たないという声もありました。情報不足のおりには一日中でも聞いておきたいものですから、確かに電池式ではすぐに聞けなくなってしまうでしょう。

また靴や軍手、眼鏡などといった身につけるものも必要なものとして上がっています。老眼鏡など眼鏡が壊れてしまうとたちまち困る方も居られるのではないでしょうか。文字が読めないとなると緊急の連絡も役に立ちません。長く置いても劣化するものではありませんから、備蓄用品としても予備の眼鏡をひとつ入れておいた方がいいかもしれませんね。

また現金も必要なものとしてあがっています。災害直後にはカードが使えないこともありますから、何かと現金があれば安心ですね。ただしこのような混乱は長くは続きません。必要以上の現金を置いて置くのも持ち歩くのは特に災害時には不用心でもありますから、せいぜい数万円分を備蓄用としてどこかに保管しておくくらいでいいのではないでしょうか。