災害に備える!超カンタン【備蓄方法】家族を守る防災対策

応急仮設住宅とは

災害で家を失くしてしまった人への「救助」として「収容施設の供与」があります。
これは災害救助法という法律で定められており、災害などによって家を全壊・全焼などしてしまい居住する場所を失くしてしまった人を対象に仮の家を用意してくれる、という取り決めです。

この時に用いられているのが「応急仮設住宅」、一般的に「仮設住宅」もしくは「仮設」と言われるものです。読んで字の如く「応急的に仮設された住宅」のことで、プレハブ工法で作られることが多くあります。

家を失くしてしまった人への処置ですので、災害発生から20日以内に着工されるようになっており、そこに住むことが出来る期間は仮設住宅が完成してから2年以内という規定になっています。

とはいえ、この規定は復興状況などによっては期間延長もあり、東日本大震災などでは復興にかなりの時間がかかっているため、原則2年とされていたところを3年に引き伸ばされました。

この「応急仮設住宅」はもちろん家賃などは必要ないわけですが、実は入居者は7割前後と言われています。それにはいくつもの問題があったからなのです。

◆プライバシー問題

「応急仮設住宅」はプレハブで出来ていますので、壁も床も厚さは非常に薄くなります。その分会話なども筒抜けになってしまうので家族内での話も気が休まらない状態になってしまいます。

◆交通の便

広い場所を確保する必要があるせいなのか交通の便が悪い所に設置されることが多く、車などがないと買い物や仕事を探すのも一苦労。また、人がいない所に建てられてしまうので病院なども近くにないため余計に入居するのを拒んでしまうようです。

◆高齢者・障害者へのサポート不足による不安

単身で暮らしている高齢者の方や障害者の方などが一番気にするのはサポートがきちんとされているかどうか、です。そういう点で「応急仮設住宅」はサポートがされているわけではないのでやはり不安は出てきてしまいます。

◆網戸がない所が多く、虫の発生が多い

意外と問題になっているのが「網戸」なのだそうです。夏場などは虫が活発的になりますし、ごみが出ればそれにたかるハエやゴキブリなども出てきます。

通常の家であれば網戸である程度侵入を抑えられるものの、「応急仮設住宅」ではそれができません。窓を開ければ虫が入る、閉めっぱなしにすると蒸し暑い、と辛い状態になるようです。

◆ペット問題

大規模な仮設住宅になってくるとペット専用の区画などが設けられるようですがそこまで大きくない所だとペットがいるご家庭も一緒に暮らすことになります。好きな人ならばまだいいですが動物が嫌いな人にとっては耐えがたいかもしれません。

これらの問題を見てみると、入居者が出てこないというのも頷けてしまいますが、これらの問題に対処するのは非常に難しいようでそう簡単には改善されそうにありませんね。

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